Powered by はじまりの学校 a.school
あの事件を徹底的に追いかけよう
テレビドラマでよく見る、法律の世界。
本物の弁護士になるには、司法試験に受からなければいけないけれど、その仕事をマネしてみることはできます。
正義感の強い子、対立する意見を調整するのが好きな子、身の回りの問題解決に関心のある子などにオススメの自由研究です!
普段は仲良しだけれど、ケンカもたくさんする兄弟。
先日も兄のおもちゃを巡ってケンカした時、弟が壊してしまいました。
これがもし赤の他人同士だったら・・・人の物を壊したら罪になる?ならない?
兄の弁護士になりきって調査を進めると、「器物損壊罪」という罪で訴えることができるほか、「示談」という話し合いで解決する方法もあることが判明!
兄の気持ちを考えて、提案した解決策とは・・・?
自分はどんな事件が気になるのだろう?
まずは、最近自分が解決したい、真実を明らかにしたい、と強く感じた事件を書き出してみましょう。
調べる事件と弁護したい相手(依頼人)が決まったら、「調べ物」と「考えの整理」に挑戦!
「調べ物」のポイントは、事実を把握することと、依頼人の主張を支えるために使えそうな法律や判例を見つけること。
「◯◯という法律にもとづいて、XXという判決を求めます」
「過去に◯◯という判例があったので、XXという措置が妥当です」
このように、根拠と結論を結びつけるように、自分の考えを整理してみましょう。
ここからが本番。
せっかく集めた情報や整理した考えも、上手に伝えないと依頼人を弁護できません。
家族や友達が関わる身近な事件(トラブル)を仲裁する弁護士役の場合は、依頼人と共に、相手へ主張を直接伝えてみてもいいでしょう。
事件の詳細や背景と、自分がした調査の様子や関係者へのインタビュー記録などとあわせてまとめたら、立派な自由研究になります。
ドラマのスリリングな展開とは異なって、実は地味な作業の連続である、弁護士という仕事。たくさんの法律書やニュースを読んで調べて、関係者にインタビュー(事情聴取)をして、自分の考えを文章に書き起こして・・・
行き詰まった時は、お気に入りの弁護士ドラマを見直して、気分をあげていきましょう!
自由研究のテーマは決まりましたか?自由研究のテーマが決まったならゴールはもうすぐ!
自由研究が終わったら、研究結果をわかりやすくまとめてみましょう!
まとめ方がわからない時はポイントを参考にしてみてください。